2013年1月25日金曜日

日本的ナルシシズム


日曜日

美学校にて「実践アンサンブル講座」の5回目。

曲やアレンジは、良いものが揃ってきました。ただ、演奏面でアンサンブルをまとめて行くのに全6回は、ちょっと短かったか・・・
まぁ、最終回はおそらく3月になりそうなので、それまでに皆さんに頑張っていただきましょう。僕も対策を練っていきます。

しかし、ほとんど休憩なしの5時間半。疲れました・・・



月曜日

自宅にて雑務を片付けます。


昨年末から先週の 3Days まで、同時進行のプロジェクトが、床のエリアごとに散在し、カオス状態になっていた作業部屋を片付けています。とりあえず、メインの作業テーブルが綺麗になりました(依然、床はカオスですが)

アルジェリアで起こっていること。ニュースではよく分からないので、検索に引っかかったページを読みあさっています。

◇内藤正典・同志社大学大学院教授によるアルジェリア人質事件の背景解説
http://togetter.com/li/441998

◇人質事件の陰に見え隠れするウラン権益の存在
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-869.html



火曜日

少し練習して、そばよし 京橋店 にて、かき揚げそば(390円)に 温泉たまご(80円)つゆ多め☆ で、HOT MUSIC SCHOOL へ。


今月は生徒が少ないので、夕方から始まって、いつもより少し早く終わります。近所のバーで一杯ひっかけて、微酔いにて帰宅。



◇夜回り先生は、今!(水谷修ブログ):大阪市の橋下市長に一言言わせていただきます
http://www.mizutaniosamu.com/blog/010diary01/post_81.html

僕は、あの大阪市長が本当に嫌いなので、目に入ると怒りが先に立って判断を誤るので極力観ないようにしていますが、ひとこと言いたくなりました。Twitter で、上のリンクを貼ったら、反論する方からのメンションがありました。なるほど、この方の言うこともよく分かります。
市長による「入試中止決定」について、様々な意見が出ていますね。

◇尾木ママがブチ切れた高校生の記者会見 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2135890242491844601

市立桜宮高校については、これからもいろんな事実が出てくるでしょう。最初のうちは、この時期になって入試が中止された受験生のことを思い「なんて酷い決定なんだ」「また、奴のパフォーマンスのおかげで、罪もない子供達が・・・」と怒っていたのですが、どうやらもっといろいろな事実が隠されている様子。しばらくは、動向を見守ろうと思います。

ただ、だからといって、主張をコロコロと変えて、自分への批判を躱すために派手なパフォーマンス、相手への執拗な攻撃を繰り返すやり方は、やはり嫌いです。この件の顛末がどう転ぼうと、僕の彼に対する評価が覆されることは、ありません。




水曜日

まとまった休みが出来たので、コントラバスの調整をお願いするため 高崎弦楽器工房 へ。裏板の割れと指板の反りが発覚し、そのまま入院となりました。しばらくはエレクトリックベースと仲良くしています。


◇Vol.22 開沼博『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』についての精神分析的読解
http://medg.jp/mt/2013/01/vol22-1.html

震災後、福島県南相馬市に移住した精神科の先生が、丁寧に書かれています。
この文章にある「日本的ナルシシズム」の精神性を乗り越えたい。その構造の外に出たい。と言う気持ちが、震災以来 僕の中にも強くあります。

『KY』という言葉を僕は何度使ったでしょう? 初めて聴いた時からあまり良い印象はなかったけど、震災後からは嫌悪感さえ抱くようになりました。
皆が同じ時間に同じテレビ番組を観て、同じ歌謡曲を聴き、自分の家は中流家庭だと思っていて、そこから上に這い上がろうと受験勉強をして、良い高校、良い大学を目指していた。大多数の人が同じ価値観で、同じ方向を向いて生きていた。あの僕らの子供時代。あれは、ものすごく特殊で異常な状態だったのではないか? と思うのです。

20代で売れないバンドマンの道を選択した僕は、すでにその時からドロップアウトしているとも言えますが、やはり自分の中のどこかに「日本的ナルシズム」が存在しているのです。震災後の今も確実に、少なからず。

黒田京子さんに紹介していただいた「従軍歌謡慰問団」(馬場マコト 白水社)という本を読んでいます。まだ途中ですが、日本に生まれたてのレコード業界が売り上げ枚数を競っているうち、戦時下の「全体主義」に自ら飲み込まれていく様が書かれています。あらためて、自分の音楽について考えています。

◇従軍歌謡慰問団
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=08251


などと書いていたら、こんな記事を見かけました。

◇【主張】学校給食忌避 過剰反応と言うほかない - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120122/edc12012203020003-n1.htm
<引用>"そもそも学校給食には、同じ食事を楽しむことで子供たちに社会生活のマナーを学ばせ、偏食を正すなどの役割がある。なにより「栄養や食材の産地などを学ぶ、各教科と関連した『教材』としての側面を持つ」(文科省)ことを忘れてはならない。”

その給食の安全基準が全く信用できないので、こういう反応が出ているのです。この手の論調には、真っ向から「否!!!」と言います。
「同じ食事」ってなんだ? 「社会生活のマナー」ってなんだ? 「栄養や食材の産地などを学ぶ」まえに食材の安全性を子供に教えなきゃならない社会を作ったのは誰だ?!!!!


◇学校給食の汚染度
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7487c5cd7c353597ccd04f2982ec5874

福島における例です。
学校給食10bq/kg未満は不検出とする。
県庁食堂1bq/kg未満は不検出とする。

やっぱり、弁当を持たせたくなりませんか?


どこまでも「個」であること。「個」として「個」と「個」がコミュニケーションをとっていくのだと言うことを・・・ 少なくとも僕らは、日々実践していると自負します。

小学校の全校生徒が「同じ釜の飯を食う」が、なんの「教材」になるのか考えると、それは恐ろしいこ妄想に繋がります。この記事を書いた記者の根底に流れる「同期の桜」的な「ナルシズム」に吐き気がします。


上の記事で紹介されていた開沼博さんの本、読んでみようかな。



最近食べたもの

日曜日の朝ご飯

日曜日の晩ご飯

月曜日。久々の「そばよし」

月曜日の晩ご飯

火曜日の朝ご飯

水曜日の朝ご飯

水曜日の晩ご飯

パスタ2品目

木曜日の朝ご飯

木曜日の晩ご飯