2013年11月11日月曜日

ベースの本分

月曜日

大阪に嫁いだ飲み友達が、裏山で採れた生落花生を大量に送ってくれました。


これを塩茹でにしようと思います。


泥つきの生落花生をよく洗います。これがけっこうな手間・・・


このくらいで勘弁しといてやろう……


茹で上がりました。美味い☆☆☆


生落花生の塩茹でをポルチーニと合わせて、パスタを作ってみる。


塩茹でした生落花生とポルチーニのパスタ。水菜(これも一緒に送ってくれた)とエビのサラダ。美味い☆☆




火曜日

朝ご飯


昨日・一昨日は咳が止まらなくて苦しかったけど、今日は、かなり楽です。お弁当持って大学へ。
今週は初めて参加するライブが多いので、空き時間に予習しなきゃ。


お弁当@洗足学園
さりげなく、東銀座 トンカツの名店「にし邑」の宣伝・・・
ていうか、にし邑のお弁当買って帰ったときは、自分の箸で食べるけど、使わなかった割り箸は、こうして自分の作った弁当の時に活用されています。(お弁当用の箸と箸箱が行方不明中…)

◇とんかつ 銀座 にし邑
http://www2a.biglobe.ne.jp/~hmikami/tonkatu/nishimura.htm




水曜日

朝ご飯。


今日は、橋爪亮督さん、三浦裕美さんと高円寺のスタジオでリハーサル。


リハーサルの後、橋爪さんに連れて行ってもらった。タイ料理

◇バーン・イサーン 高円寺店
http://thai-street.jp/food/4174/

ここ美味い!!!
そして安い!!!!

僕、辛すぎるタイ料理は、ちょっと苦手なんだけど、ここの味付けは、どれも優しい。そして旨い!!!!!

夕方5時までやってるランチは、1皿 480円。
生ビール、ワイン等、ドリンク全品280円!!!

通います。



日曜日、これまで瀕死の状態でかろうじて動作していた電子レンジと炊飯器を新調しました。それらが配達されてきた今日。その性能を満喫するのは、先週末から毎日火を入れつつ寝かしてきたカレーと、リハーサル帰りに「チョウシ屋」で買ってきたトンカツで「カツカレー」でしょう!!!

そして、カレーに赤出汁。あうなぁ・・・

IH圧力釜で「ちょっと固め」設定にて炊いたご飯。「揚げものあたため」(オーブンとスチームの合わせ技) 素晴らしい。
また、料理が楽しくなりそう




木曜日

朝ご飯


今日は、リハーサルとライブの二本立てです。

橋本歩さんの紹介で、杉本ゆみさんのライブをお手伝いすることになりました。

◇Jazz Orchestra「おとのたびびとたち2013」
http://yumisugimoto.jp/index/Schedule/entori/2013/11/10_jazuokesutoraotonotabibitotachi2013with_dan_tian_le_tuan.html

Trumpet/Flugelhorn  藤井美智
Trumpet/Flugelhorn  谷殿明良
Tenor Sax  橋爪亮督
Alto Sax  塩川光二
Piano  Alan Benzie
Bass  水谷浩章
Drums  井谷享志
Violin  小塚泰 
Viola  田中景子
Cello  橋本歩
Vocal  Ikuko
Guitar/Kora  野津昌太郎
Daf/Tonbak/Vocal  蔡怜雄

作曲/指揮 杉本ゆみ

豪華なメンバー!
そして、昨日から今週いっぱい、橋爪さんと5daysなんですよね・・・

オーケストラ リハーサルの後、アラン、井谷さんとトリオのリハーサル。スコットランドから来たピアニスト、アランの曲はとっても難しいけど、やり甲斐のある良い曲ばかり。素晴らしいなぁ。杉本さんの作曲、アレンジも素敵です。


けっこう詰め込んだリハーサルだったので、ごはんを食べる暇がありませんでした。お腹ペコペコで中野 Sweet Rain に駆け込み、開店準備をしているママに「ナポリタン、大盛り!!!」ってお願いして、自分の楽器をセッティング。夜は、ここで「うずらぎぬ」(さがゆきvo,g 水谷浩章b)です。

楽しかった〜〜〜! お客さんも沢山。ありがとうございました。
サックスの 大石俊太郎さん、遊びに来て飛び入りで参加してくれました。

終演後、みんなカウンターで美味しそうに飲んでるなぁ・・・

「水谷さんも何か飲まれます?」
「いえ、今日は車なので… 帰って飲みます」
「帰って何を飲むの?」
「焼酎ですかねぇ」
「じゃぁ、これ持っていって」

ママさんが、おつまみを持たせてくださいました。自家製タラコの粕漬け。

「粕を軽く落として、ちょっと炙って食べてね」

帰宅して、さっそくいただきます。


美味い☆☆☆☆☆

ありがとうございます!!!





金曜日

朝ご飯


昨日に引き続き、杉本ゆみさん オーケストラのリハーサル。

スタジオのスタッフに教えてもらった駐車場に車を駐めたら、昨日は5千円近くかかっちゃったので、ゆみさんと相談して今日はエレクトリックベースだけにして、電車で向かいます。高田馬場駅から歩いて行く途中、なんだかよさげな店を発見したので、後で今日のランチを買いに来ることにします。

ゆみさん、普段は少女のように可愛い方なのに、オーケストラの前に立ちコンダクトを始めると、急に凛として、素敵な大人の女性の顔になります。美人だなぁ・・・思わず見とれて譜面をロストしそうになるくらい・・・

僕も phonolite と言うオーケストラをやっているのですが、自分で書いたアレンジの中で演奏するのと、ただベーシストとして参加するオーケストラでは、かなり気分が違いますね。ゆみさんのアレンジは難しいんだけど、理解しちゃえばスペースが一杯あって自由な感じ。強者メンバーの皆さんは、譜面も強いし、アンサンブル能力に長けた方々。ベースの役割として押さえるところは押さえつつ、けっこう気ままに遊ばせてもらえそうです。こういうの、楽しい!!!


今日は、お昼休憩をとってくれました。
朝、来る途中に見つけた店で チキンロールとスープのセット(500円)をテイクアウト。スタジオのロビーに戻ると、トランペットの藤井美智さんも同じものを食べてました。本格的なタンドリーチキンがチャパティに包まれています。スープは、これ、豆かな? やっぱりスパイシーなカレー風味。美味いです。

◇ROLL HOUSE
https://twitter.com/babarollhouse

よく見ると、表通りから観たら居酒屋さん。路地を曲がったところの窓から覗くとその居酒屋の厨房。その窓で売ってるんですね。店の人に聞いたら、元々その居酒屋のお客さんだったんですって。「ここでランチをやってみろ」って言われて、厨房だけ借りて、その窓に小さなカウンターを作って営業してるんですね。これはアイデアだな。いやほんと、美味しかったです。


リハーサルの帰りに寄ったデパ地下で出雲の新蕎麦(生)が売っていたので、その場で夕食のメニューが決まりました。納豆焼きのために油揚げを買って、てんやで天ぷらの盛り合わせ。大量の出汁をとって、新調したオーブンレンジの揚げ物温め機能(スチーム+オーブン)のテスト(天ぷらが見事にカリッと温まりました)。おまけに買ってきた南瓜ガンモを冷蔵庫の残り野菜と一緒に含め煮。それから Sweet Rain のママからいただいた自家製タラコの粕漬け。


最近の我が家のトレンド「天ぷら蕎麦 ヌキ風 晩酌」始めます。


〆の蕎麦は、恒例の 天ぷら蕎麦(晩酌で残った天ぷら、全部のせ)美味い〜〜☆☆☆




土曜日

朝からカボチャを炊きました。


そして、朝ご飯。


◇tactile sounds vol. 13
http://com-post.jp/index.php?itemid=825&catid=2

午後は、これ(↑)の予習をしていました。
コントラバスにキャスター装着して、ゴロゴロ転がしながら電車で向かいます。


四谷 喫茶茶会記。初めてお邪魔しました。素敵な空間、素晴らしい音響、生音にて楽しい演奏。気持ち良かった〜〜!

ピアノやギターもなく、ドラムもなく、サックス2本とコントラバス、3声でのアンサンブルと即興。不思議で、美しくて。
橋爪さん、三浦さん、今日のために書き下ろしの曲達、どれも良い曲。僕も書かなきゃな・・・(← 締め切りがないと、一切書けないやつ)




日曜日

寝坊しちゃったので、ブランチを近所のイタリアンレストランへ食べに行きました。
そして、愛用の靴が壊れてきたので、買いに行きます。

◇MBT
http://jp.mbt.com/

革靴の新しいデザインが出ていたので、買っちゃった〜〜〜。

◇カビサ2 212M
http://jp.mbt.com/Home/Collection/Shoes/Kabisa-Coffee-M-FW13.aspx


いつもは現場でリハーサルの前にエレキベースの弦を替えるんだけど、今日は、ウッドとエレキ両方だし、バンドのメンバーも多く、ステージも狭いので、セッティングがバタバタしそう。というわけで、珍しく家で弦の張り替え。新調した靴を履いて、出かけます。



ものすごい集中して3ステージ。脳味噌から煙が出てますが、心地よい疲れです。たくさん遊ばせてもらいました。
帰って、焼酎飲んで、緩みます。




月曜日

朝ご飯。


東京、夕方から寒くなりそう。しっかり防寒して出来ます。

今日は、アンサンブルクラスのベースの子が欠席。自分のアレンジを全曲、弾きました。

自分のアレンジなので、どうベースを弾けばアンサンブルするか、もちろんわかっているわけで、、、
今期のクラスは、トランペット6人、木管4人、ボーカル、リズムセクション、という変わった編成で、かなりアレンジに手こずっていて、「これは、ちょっと失敗かな?・・・」と思っていた曲もあるんだけど、ベースの弾き方によっては、サウンドするんだな。と言うことを再認識。まぁ、学生達もこの変則的なアンサンブルの響かせ方がわかってきたというのもあるでしょうが。

前々から思っていることですが、ベースという立場は、バンドの中でとっても重要で、その在り方によってサウンドが全く変わってきます。
根音をしっかりと提示してあげることで、ハーモニーを安定させることも出来るし、同じ根音でも高さ(レンジ)を変えたり、あえて弾かなかったりすることによって、サウンドのカラーに変化をつけることも出来ます。
単にリズムをキープするのではなく、ずんと重みを加えたり、背中を押したり、先頭を切って導いたり、ビートをコントロールするのも簡単にできます。
ちょっとしたアーティキュレーション、レンジ、ダイナミクスをコントロールすることにより、曲の始まりから終わりまでのストーリーを演出することも可能です。肝心なところで、メロディーやリズムを呼び込むこんであげる事も容易い。

自分は、そういう役割を担う音楽家なのだと自覚して、やっていた時期もあるのですが、一緒に演奏するまわりのミュージシャンが、とにかくものすごい天才ばかり(自由すぎるくらい)、本当に素晴らしい方々で、いつの間にか僕だけ、ただ音楽をまとめるだけのつまらない役をやっているように思えてきたときがあるのですね。
それからしばらく自分のプレイによって音楽を「仕切る」と言う事をやめてみたんです。成り行きに任せて、自分の知らないところまで行ってみたくなりました。そうすれば、時にハーモニーもストーリーも崩壊してしまうことも時にはあるのですが、そんな中に新しい発見があったり、斬新なアイデアが生まれたりもする。

だから、アンサンブルの授業でも、ベースの子に指導するときは、複雑な気持ちになります。こう弾けば、簡単にアンサンブルはまとまるのだけれど、必ずしもそれが正解とは言えない。ただ、他の楽器の子達が迷っているときには、「例えばベースがこう弾くと、みんなが吹きやすいんだよ」などと弾いてみせてあげたりはするのですが・・・

昨晩の杉本ゆみさんオーケストラでの演奏は、自分にとってもちょっとした発見でした。ゆみさんのアレンジ自体にすでにストーリーが盛り込まれているので、あえてベースで牽引する必要もない。メンバーの皆さんは、テクニック的にも音楽的にも素晴らしい方ばかりなので、それほど頑張ってボトムを支える必要もない。なによりも、ゆみさんがコンダクトしているので、全てにおいてベースがコントロールしなくちゃならないことがない。「支える」「仕切る」「呼び込む」「演出する」というベースの基本的な役割から解放されて、もっと自由な発想で音楽にスパイスを加えるような演奏を心がけました。

最低限の基本的役割を押さえつつ、スコアやアレンジの意図を汲みつつ、別の視点からその曲を見て、角度の違うアイデアを盛り込む、と言う意味で、自分としては、バランス良く演奏することが出来た方じゃないかな・・・ と思うのです。

そんな昨晩の経験をふまえて、これまで授業でやってきた僕のアレンジ8曲ほどを全て、自分で演奏してみました。いやぁ、楽しかった。
また、音楽をやる楽しみが増えました。先週、一緒に演奏してくださった皆さんに感謝。