2013年7月4日木曜日

東京の水道水について、調べてみました。

東京の水道水について、調べてみました。

◇都内の水道水中の放射能調査結果
http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/w-past_data.html

東京都健康安全研究センター(東京都新宿区百人町)敷地内の水道直結管の蛇口から採取した水道水を分析。
そして、問題となる、ND(不検出)となるときの基準です。

◇健康安全研究センターで測定している蛇口からの水道水、降下物に関する「ND(不検出)」の考え方
http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/ND.html

これに関する、以下の記事

◇東京都の水道水の中から放射性物質は消えて無くなった!?
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-314.html

この中にある「都は東京都立産業技術研究センターに都内3ヵ所の浄水場の水質調査を依頼しています。その際、水については1㎏あたり20ベクレル以下の場合には、放射性物質が検出されても『不検出』として報告するよう指示が出されました。理由は都民に動揺を与えないため、というものです」の出展を調べてみたところ、以下のページで紹介されている週刊現代の記事ですね。

◇都民の動揺を抑えるため水から放射性物質が検出されても1kgあたり20ベクレル以下の場合は不検出と報告するように指示があった
http://infosecurity.jp/archives/9145

ただ、この記事が書かれた2011年4月の段階では、東京都健康安全研究センターのページでは、0.1 〜 0.2 Bq/kg といった微量な値も公表していましたから、最近の「ND(不検出」が続いている事実との関連は、ありませんね。

◇東京の水道水がヤバい >> 雨の当日、翌日の水道水を飲まない。それでほとんど防げるから大丈夫
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-835b.html

この記事は、間違いが含まれています。
「普段は、0.2Bq/kg未満の場合に「ND(不検出)」と表示しているが、雨の影響がある場合は、3Bq/m2未満、50Bq/m2未満と「ND(不検出)」の条件が変わってくる。」という部分。
上に紹介した「ND(不検出)」の考え方に関するページを読み違えています。「測定値が雨の影響が無い場合で概ね3Bq/m2未満、雨の影響がある場合で概ね50Bq/m2未満の場合は「ND(不検出)」と表示します。」と書いてあるのは、水道のデータではなく、降下物の方です。

その間違いを指摘している記事もありました。

◇東京の水道水の放射能測定のNDに関するデマ情報が流れている件
http://thyrving.livedoor.biz/archives/3799832.html

しかし、東京都健康安全研究センターの調査結果のデータをよく見ると、やはり検出限界値が、いつからか引き上げられているのではないかという疑問が残ります。

◇東京・関東の水道水、311前の2000倍の検出限界値&安全基準値はアメリカの約2700倍!
http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1738936.html

この記事で、そのことが確認されます。
1970〜1980年くらいのデータは、1ミリベクレル/リットル前後。それが今では、0.2 Bq/kg(200ミリベクレル/リットル)未満は「不検出」と表示されるようになっているのです。

◇都内の降下物(塵や雨)の放射能調査結果
http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/mon_fallout_data.html

更に、このページの 「2011/03/22 9:00 - 2011/03/23 9:00」のデータに注目してください。

 ヨウ素131  32000 Bq/㎡
 セシウム134 5300 Bq/㎡
 セシウム137 5300 Bq/㎡

東京でこれだけ降り注いでいるのですから、水源地である山間部にももっと降っているでしょう。半減期が8日のヨウ素131 は、すでに消滅しているでしょうが、半減期が30年のセシウム137、半減期が2年のセシウム134は、まだまだ水源地の周辺に残っているはずです。雨が降れば、それらが水源となる川に流れ込む。発表されている水道水の放射能値が「ND」であったとしても、どう考えてもゼロであるわけはありませんよね?

それにしても、この「0.2 Bq/kg 未満」という検出限界値。要するに検査結果が「0.19 Bq/kg」だったとしても「ND(不検出)」になるわけですよね?

さて、それがどれほど健康に影響を及ぼすのか、それは僕には分かりません。
それで、調べました。

◇水道水の放射性物質基準値はデタラメ
http://nucleus.asablo.jp/blog/2011/04/19/5815350

2011年4月19日の記事で、少々感情的に書かれていますが、数字の間違いなどはなく、信用できる内容だと思います。

更に調べました。

◇水道水の放射能に関するQ&A(東京都水道局)
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/press/shinsai22/press110322-01-1.pdf

「平成24年4月から、食品衛生法に基づく飲料水の基準値が10Bq/kgに設定されたことを受けて、水道水については放射性セシウムの管理目標値として10Bq/kgが設定されました。」とあります。

◇水道水中の放射性物質に係る指標の見直しについて(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000018ndf-att/2r98520000024of2.pdf

なるほど、平成24年4月1日、「飲料水の新基準値である放射性セシウム(セシウム134及び137の合計)10Bq/kgを水道水中の新たな目標値とする。」って、厚生労働省が決めたんですね。

それに比べて、原子力安全委員会が出している指標は、放射性ヨウ素131(131I)が300Bq/kg、放射性セシウム(Cs)が200Bq/kgか・・・(昭和55年6月、平成22年最終改訂)

これの23〜24ページ。
 ↓
◇原子力施設等の防災対策について:原子力規制委員会(旧:原子力安全委員会) 
http://www.nsr.go.jp/archive/nsc/anzen/sonota/houkoku/bousai220823.pdf


これらの基準値をどう捉えるべきなのか?
東電や政府の発表に何度も繰り返し騙され続けた僕は、この値が本当に安全なのか? そもそも検査結果は、改ざんされていないのか?
まったく信用することは、出来ません。